2006年07月13日

姿勢性症候群にならない姿勢

今回は姿勢性症候群の記事で書いた、様々な症状にならないための姿勢をご紹介しようと思う。

基本的に姿勢性症候群での姿勢というのは、座っている姿勢である。パソコンを操作している場合は大体座っているのだから、まあ当たり前だ。したがって座っている時の姿勢を何とかすればいいということになる。もちろん猫背の人は歩いているときでも気をつけたほうがいいのだが、とりあえずそっちは考えないことにする。

ではならないための姿勢、すなわち良い姿勢とはどういうものか。それには悪い姿勢を考えれば簡単である。ではでは、悪い姿勢というのはどういうものなのか。例えば、電車の中で茶髪のにーちゃんがケータイいじりながら、ずりーっと前にずり下がりながらお尻というより腰というより背中で座っている、こんな風景(偏見が結構入っているかも)を思い出していただきたい。あれこそが悪い姿勢なのである。どうだろう、頭にイメージが思い浮かびましたかな。後は簡単、こんな座り方ではない座り方をすればいいのである。

まず、座るときは坐骨(お尻と太ももの間にあるこりっとした骨)と尾てい骨の3点で座る。決して仙骨や腰などで座らない。そしてその3点の真ん中に重心が来るように調節する。その次にお腹を伸ばす。腰を伸ばすのではない。まあお腹を伸ばしたら腰も伸びるのであるが、意識としてお腹を伸ばすようにする。その際、背骨の腰の部分の両脇に筋肉があるが、そこを触って固くなっていなければ大丈夫である。逆に姿勢を良くしようとして、腰をピンと伸ばすと、大体において両脇の筋肉が固く盛り上がっている。お腹を伸ばした場合と腰を伸ばした場合で、その部分の筋肉がどう違うか少し試してみて欲しい。

そのままとんとんと、体が上に積みあがっていくイメージで胴体をまっすぐにする。首は前に出ないよう意識して、顎をひく。肩もなるべくなで肩になるよう、力を抜くというより下に引き下げるようにする。
こうした上で、なるべくこの姿勢が保たれるようにイスの高さや位置、キーボードやディスプレイの位置などを調整する。

以上で終わり。最初はなかなかしんどいものだが、1週間続けると慣れてくる。しかもこの姿勢でいると、偉そうで貫禄があるように見えるといううれしい?おまけがついてくる。ぜひトライしてみていただきたい。
posted by はんなり治療院 at 22:47| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 治療一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

4連発

一人目
「昨日の晩から急に腰が痛くなってきて…。」

二人目
「今朝急に頭と首の後ろ側が痛くなって、今日は大変でした。」

三人目
「今朝起きたら、肩甲骨の内側が痛くって…。」

四人目
「寝違えましたっ!。首が動きませんっ!。」

どうしたことだろう。
昨日から急に痛くなったという患者さんが、今日だけで4人来られた。中でも一人はえらいきっつい寝違えになっておられた。

共通しているのは、今朝からということである(一人目は明け方に痛くなったそうである)。ということは寝ているときが一番怪しい。実際詳しく聞いてみると、みなさん寝ている間にフトン蹴っ飛ばして?身体を冷やしたようである。確かに今の気候は微妙で、寝付くときは結構暑いのだが、明け方辺りはかなり冷える。そんな中、布団かけずに寝ていたら、そら身体をどっかおかしくしまっせ。

寝相が元気な人や、暑がりな人は気をつけていただきたい。といっても寝てる間は気をつけようがないが、せめて暑いときはタオルケットに替えておくとか、胴体だけでも布団をかけておくとかはしておいたほうがいいと思う。

また不幸にして、寝違えや背部痛(肩甲骨の内側など)になった場合は、痛さが増すような動作をせず、温熱シートでも貼り付けて温めて過ごすことをお勧めする。もちろん行けるようであれば、お近くの治療院で治療を受けるのが一番である。こういうのは下痢と並んで、一日の憂鬱度が高くなるので、気をつけてお過ごしいただきたい。
posted by はんなり治療院 at 23:31| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 治療一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

姿勢性症候群

みなさんは姿勢性症候群という言葉をご存知だろうか。

こちらの記事などで解説してあるが、要はPCにもたれかかるような前傾姿勢を長時間続けていると、第4〜第6胸椎の椎間板の間隔が狭くなり、腕や背中に痛み、しびれなどの症状が出るというものである。

確かに首こりや肩こりでいらっしゃる患者さんは、たいてい1日中パソコンに向かって仕事をしていて、私は個人的にパソコン凝りと呼んでいるのだが、身体に共通かつ特有の所見がある。だからといって、上記の姿勢性症候群そのままかというとそうとも思えない。
じゃあどうなのかというわけで、パソコン凝りになる人の特徴を挙げてみようと思う。

1.基本姿勢は猫背
ほとんどの人が仕事中は猫背になっている。上記記事のもたれかかるような姿勢というのはこの猫背のことを指しているのではないだろうか。

2・あご突き出し
猫背ということは首が前に傾いている。そのまま首の傾きに従うと顔は下向きになる。が、パソコンのディスプレイは正面にあるので、見ようとすれば顔を上げなければいけない。結果としてあごを前に突き出して、首を後ろに折り曲げた姿勢になる。

3.いかり肩
イスや机の高さも関係してくるのであるが、猫背になると肩の位置が低くなる。背中が曲がってんだから、背筋を伸ばした姿勢より低くなるのは当然である。また、キーボードなりマウスなり操作しているときは、前腕(肘から手首まで)は机にのっかっている。したがってこの体勢で肩を低くすると、腕は机にめりこまないのだから、いきおい肩が持ち上がらざるをえない。すなわちいかり肩になる。

4.お腹の圧迫
猫背なので、当然お腹も折り曲がっている。とうことは腸が圧迫されていることになり、胃腸の調子も悪くなるしガスも溜まりやすくなるし、過敏性腸症候群につながることになる。

細かい特徴はまだまだあるが、おおまかにはこんなところである。これをお読みのみなさん、肩の真上というより肩甲骨よりが凝ってませんか。肩甲骨の内側も凝ってませんか。また首の頭よりの後ろ側にコリコリした、固まりみたいなのがないですか。
もしあれば、これらの姿勢が原因で凝りとなって、苦しめられているわけである。他にもキーボードをうっている姿勢での腕の上側が重かったりだるかったりしびれたりもこの姿勢が原因のことが多い。

というところで、対策や治療に関してなんかは次回に。
posted by はんなり治療院 at 21:32| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 治療一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月17日

患者さん

「鍼灸院って、おじいさんおばあさんが行くところだと思ってた。」

患者さんと話していると、こんなことをよく聞く。ところが当院の患者さんの主な年代は、営業時間帯(平日午後3時〜午後9時)のせいか、20代後半から30代あたりである。なおかつ8割以上が女性である。

いやあ女性は強いですな。鍼灸に抵抗のない人が多いし、怖がっていた人でも実際に受けてみると「あ、全然OK!じゃあお願いします。」ってな感じで痛みに強いというか度胸があると思う。
男性は、まあ鍼灸院に来る時点で覚悟は決まっているのだろうが、やはり痛みには弱い印象がある。聞いてみても「大丈夫です、ガンガンやってください。」などと言ってもらえるのだが、呼吸は浅くなっているし背中にじっとり汗をかいているしで、緊張してるんだなあと思いつつ、でもお言葉通りガンガンにやったりしている。

というのも、みなさん結構せっぱつまっていらっしゃる方が多いんですな。腰痛にしろ、ホームページに載せている過敏性腸症候群にしろ、病院や接骨院、整体などをまわって、でもどうにもならなくて来院されるというパターンが多い。最初のセリフを言った人もあちこち巡って、悩んだ末にいらっしゃったのだった。もっと早く、もっと気軽に利用してもらえばなあと思うのだが、現実はラストチョイスになるようである。
みなさんも、つらさ解消の選択肢にぜひ鍼灸を入れてみてほしい。まあ合わなかったら仕方ないが、一度は試してみていただきたい。
posted by はんなり治療院 at 22:33| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 治療一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月28日

解剖学

マッサージには当然ながら、東洋医学に基づいた鍼灸治療を行うにしても解剖学の知識は欠かせません。自分が触っているのは何の筋肉なのか、患者さんが痛いと指差している皮膚の中には何があるのか、分かっていないと診察にも何にもならないわけです。

余談ですが、患者さんが使う言葉は結構当てになりません。ちゃんと学んだわけじゃないんだから当然なんですが、それにしても「腰が痛い」という場合の腰はT10(胃の裏側辺り)からお尻まで及んだりします。また「首のつけねが痛い」と言われて肩と首の境目あたりかなと思うと実は頭と首の境目だったりもしました。難しいなあ。

で、ここからは有資格者や学生の方へのおすすめになりますが、
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日本人の筋肉が分かるのでおすすめです。教科書などは西洋人の体形がもとになってるんじゃないかなあ。あんなに筋肉は太くないんですよね。

次に西村久代先生もセミナーでおすすめしていらっしゃいました
4752930633身体運動の機能解剖
Clem W. Thompson R.T. Floyd 中村 千秋

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写真よりイラストのほうがいい場合もあります。必要な情報を効率よく得られるようになっていますから。

しかし本は数あれど、パソコンソフトでいいやつはなかなか無いですねえ。機能が低かったり使い勝手が悪かったりで、いっそのことゲームメーカーがこの分野に乗り出してくれれば、相当いいのができそうな気がします。

posted by はんなり治療院 at 15:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 治療一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月19日

姿勢について

雑談ばっかりだと何なんで、少し身体のことも。

以前治療院に勤めていたときのことです。
右側の首から肩から腰まで痛くてたまらんという方がいらっしゃいました。
確かに尋常じゃない凝りかただったので、いろいろ話をうかがうと
仕事がSEで、机が狭いので右側に斜めにディスプレイとキーボードを置いて、
上半身だけ右に向けながら、なおかつ足を組みながら、
ぶんぶんマウスを振り回して仕事をされているということでした。

そりゃ〜凝りまっせ、痛みまっせ。
いやそもそも、その姿勢が原因と気づかないものなのか、とショックを受けつつ、
ディスプレイとキーボードは正面に、
足は組まない、
イスの高さを調整して肘の角度が90度ぐらになるように、
等々、こんこんと説得しました。

え〜片付けなきゃいけないじゃん、めんどくさい〜などと言ってましたが、
何とか聞いてもらえたようで、次に来られた時は、
「いやーずいぶん調子良くなったよ。」と言っておられました。やれやれ。

パソコンを長時間扱う人は姿勢に注意を向けてください。
上記のほか、背中を曲げずまっすぐに、
イスには尾てい骨で座る、お尻の後ろ側で座らない、
など、要は見た目にだらっとした姿勢を取らず、
しっかりした姿勢なら身体に負担をかけません。
イスと机の隙間に身体がずるっとすべりこんだようになって、
仕事している人がいたりしますが、だめですよ。
しゃきんとしましょう。
posted by はんなり治療院 at 19:08| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 治療一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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